ある日突然出会った台湾式ダイエットマイシェン(埋線)で14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

新米ママの味方 月嫂!最強シッターさんが子育てを徹底サポート


みなさんこんにちは
今日はわたしの親友が今利用中の
新米ママ歓喜!月子中心を出てからも安心サービスをご紹介します。

※筆者はお一人様です。
故にお一人様目線と親友の感想ベースで書きますが悪しからず
また親友は粉ミルクで赤ちゃんを育てています。

最強シッターさんのおかげでモヤること無し


月子中心では
赤ちゃんのお尻の洗い方など
基本的な事は教えてもらえます。

とはいえ月子中心を出て
いきなり一人でできるかといえば
そんなことはない。

そんなとき住み込みでサポートしてくれるのが
今日ご紹介するシッターさん
中文では月嫂 (yuè sǎo)といいます。

経験豊富なのはもちろんのこと
多くの研修を受けクリアしたシッターさんを派遣してくれるのだとか。

台湾では一般的なようで
日本に嫁ぎ、日本で出産した台湾人の新米ママからも
依頼が来るとシッターさんから聞きました。

親友のもとにやってきたシッターさんは
私生活ではすでに3人のお孫さんがいらっしゃいます。
シッターさんに抱っこされると
ぐずっていた赤ちゃんもすっと泣き止み
瞬く間に眠りに落ちる瞬間を目撃しました。
なんの魔法使ったの?
とおもうぐらいにお見事でした!

またシッターさんの良い点は
モヤる瞬間が少ないというところ。

たとえば
親に手伝いにきてもらったものの
親世代と子育ての方法が違いすぎてモヤる
というようなこともなく
精神的にも穏やかに暮らせます。

産後の女性の体というのは
本当にボロボロで抵抗力も弱まっている。
普通の暮らしですら難しいのだ。


そこに私の時代はなんでも一人でやった
などとクドクド言われては
気もおかしくなるというものだ。

シッターさんが何度でも教えてくれる


親友は1ヶ月住み込みでのサポートをお願いした。
基本的にシッターさんが全部してくれるのだが
無期限でいてくれるわけではないので
徐々に下記のことを中心に教えてもらっている。

①おむつの交換の仕方
②おしりがかぶれた時の対処法
③ミルクをあげるときの抱っこの仕方や角度
④げっぷのさせかた
⑤お風呂の入れ方
⑥赤ちゃんがくずったときに抱っこのしかた
⑦寝かしつけ方


おむつを交換するときも
お風呂のときも
シッターさんが横で教えてくれる
1回だけではなく何度も実習レベルで教えてくれるので
新米ママも覚えやすい。




おむつ交換と言えば…
親友は出産前におむつ交換専用ベッドを買いました。
部屋が狭くなるしなぁとも思ったそうですが
おむつ交換用のベッドは買って大正解とのこと。
中腰にならなくていいので
腰が痛くなることがないのだとか。
シッターさんも絶賛でした!
ベッド下にはおむつ交換の際に必要なものを収納でき
付属のマットレスは防水仕様になっています。

ベビーベッドと並べると高さの違いが歴然!





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夜もぐっすり眠れる


夜はシッターさんが赤ちゃんと一緒に寝て
ミルクをあげたりおむつの交換もしてくれます。
※親友は粉ミルクで育てています

お母さんはぐっすり朝まで寝ることが可能
いちばん体が弱っているときに
朝まで眠れるのは大きな利点だと
親友も言っていましたよ


ごはんも作ってくれます


シッター様様ですね。
朝昼晩と3食つくってくださいます。

お肉・魚・海鮮は食材は週に何度か
シッターさんの会社が契約している
食品会社から冷凍状態で届くようになっています。
(別途料金が必要になります)

野菜や果物などいたみやすいものは
シッターさんが近所のスーパーで
買ってきてくれます。

シッターさんは研修時に
産後のお母さんの体に良い食べ物や
母乳の場合なら母乳が出やすい食べ物を学んでいて
その知識を生かしてご飯を作ってくれます。

わたしも親友夫婦とシッターさんと4人で
晩御飯を食べてきました!

薬膳スープにお肉 魚 エビ 野菜
味もおいしく栄養バランスもばっちりです。
薬膳スープには鶏肉と金針花が入っていました。

金針花は台湾ではわりとよく見かける食材で
血液を補いお肌に潤いを授けむくみを取る効果があるのだとか
お母さんの体に良さそうな食材!

ご飯は紫黒米で
これでもか!というほど体によいご飯です。





料金はこちら


親友が今回依頼した会社はYes Ma という会社
(社名をタッチするとHPが開きます)

費用はこちらを参照ください。
期間やどのレベルのシッターさんに来てほしいかによって費用は変動します。

親友は約1ヶ月 24時間サポートで
10万元ほどお支払いしたそうです。

良いところ(個人的感想)

①産後鬱の防止


産後のお母さんはボロボロの体で子育てを始める
赤ちゃんによってはほぼ一日泣きっぱなしの赤ちゃんもいる。

そんなとき一人でお世話するとなったら
気も狂いそうだしうつ病をひきおこしてしまう可能性もある。

シッターさんがいてくれるので一人じゃないと思えるし
(しかも育児のプロ)
メンタルの問題を未然に防ぐことができる

②お父さんにも強い味方

産後のお母さんは特に初産の場合は
お母さんも必死で夫婦で衝突することもあるだろう。

色々あって話しかけるのも億劫になって
気づけば蚊帳の外と言うようなこともある(って聞いた)

シッターさんはお父さんにも
初歩的な事から教えてくれるので
夫婦で一緒に学んで親になっていく
ということが自然にできるシステムだなと感じました。

また、特に台湾男性はメンツが命なので
どこかから仕入れてきた得体のしれない情報や
大好きなママが話すウン十年前の子育て論を絶対的に信じ
うすうす違うかもと感じていても
奥さんの考えなど聞き入れない場合が多い。

経験の多いシッターさんから教えられたことなら
案外素直に受け入れる場合もある。
実際わたしは目の前でそういう場面に遭遇した。


困ったところ


期間にもよりますがやはりぱっと見
財布に優しい価格とは言いづらい。

ですが、
目の前の価格だけを見れば高いと感るが
その後の夫婦関係に及ぼす影響等を考えると
いちがいに高いとは言い難いと感じる。
むしろコスパ最強にも思える。

日ごろのたくわえを使うべきは
こういうところだとも感じた。

感想


台湾は月子中心をはじめ
お母さんをサポートする仕組みが多い。
(それでも少子化は深刻)

日本政府も
単に18歳まで手当てを出すのではなく
産後体がいちばん辛いお母さんを
身体的、精神的にサポートする具体的な策も必要なんじゃないでしょうか?

政府がお金を負担するもありだし
または、企業が福利厚生として幾分か負担するなど
やり方はいろいろあるはずだ。

まぁ人手不足などの問題はあるし…
昨今の日本は生きづらい社会ですから
色々なリスクも考えてシッターさん登録する人も少ないかもしれないけど…

ですが、このサービスを見て
わたしはビジネスとして政策としての可能性を感じました。

また
これから台湾で出産に臨まれる方の参考になれば幸いです。