コワーキングスペースという言葉
コロナ禍でよく耳にするようになりましたね。
コワーキングという働き方は
2005年頃から欧米で広まり始めた新たな働き方なんだそうです。
今日は先日内覧させていただいた
台北の中山に登場したコワーキングスペース
One&Co Taipeiをご紹介します。
8月からopenいたしました。
この記事はこんな方におすすめ
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2台湾でオフィスをお探しの方
3内装工事などの初期費用や準備時間を削減したい方
4上記に該当するが台湾に全くつてがない
5平日使用できるコワーキングスペースを探している方
上記の方などにおすすめです。
コワーキングスペースもありますが
こちらのメインはプライべートオフィスエリアです。
日本と世界をつなぐオフィス
というのがOne&Co Taipeiが担うミッションです。
いわゆるノマドワーカーの方というよりは
これから台湾進出をする日本企業
台湾へ進出済でオフィス移転検討中の企業
他企業とコラボして自社のアイデアを育て上げたい
日本企業と仕事がしたい台湾企業
上述のような方に適した場だと感じました。
One&Co Taipeiは
JR東日本グループが手掛けており
海外進出は、シンガポールに続く第2弾となっております。
内覧の際に個人的に感じた事は
One&Co Taipeiは、単に『場所』を提供するのではなく
『機会』『ノウハウ』『つながり』
といったものをすべてセットで提供する
そしてそこから新しい物を創出し展開していく
そのような場にしたいのだという強いメッセージと思いを受け取りました。
立地が最高
One&Co Taipeiは日系企業も多くある中山区に位置しています。
お隣はオークラホテルです。
最寄り駅の中山駅からも歩いて5分ほど。
台北の中心地ですので、飲食店やデパートもある非常に便利な場所にあります。
新築のビルの中にありますので、環境もいいです。
冷暖房完備
台湾では非常に珍しく冷暖房完備です。
台湾に詳しい方はご存じかと思いますが
南国と言われる台湾ですが冬はあります。
とくに盆地の台北は時に
日本の方が暖かいのではと思うぐらいに冷えます。
雨が続き気温が低く湿度が高い。
年に数日の事とは言え
湯たんぽを抱きしめて凍えと戦う日もあります。
台湾は
暖房設備のないマンションやオフィスビルが大多数
なぜか毎日クーラーが稼働しています。
こちらではそのようなことは全くなく
快適な環境でお仕事に励んでいただけます。
オフィススペースエリアは
落ち着いた色合いになっています。
目にもやさしい色使いで、心理的にもお仕事に励みやすい環境です。
廊下は
おしゃれな学校にような雰囲気でもあります。
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顔認証システム
こちらのオフィスでは
顔認証システムを採用されています。
上述のシステムとOA機器はRICOH社製です。
コピー機の使用料は
ポイント制導入など検討中とのことでした。
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3階のコワーキングスペースの認証は
電車の改札のようになっていて特におしゃれです。
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オカムラ社のオフィスチェア
オフィスチェア界のロールスロイス
オカムラ社のオフィスチェアを採用されています。
一度座ってみると、その違いは歴然。
体が包みこまれるような感覚でした。
腰痛や慢性の肩こりにお悩みの方の負担も軽減できるのではないでしょうか。
全オフィスエリアと一部エリアに
オカムラ社の椅子が設置されています。
椅子ひとつにもこだわりと思いやりが溢れています。
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2階はプライベートオフィススペース
自動ドアの向こうには
おしゃれな共有スペースが見えます。
2階のメインはオフィスで
ミーティングエリアが2か所とラウンジスペースで構成されています。
※図面はホームページからお借りしました。
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4人用から12人用まで
各種オフィスが配備されています。
壁とカーペットの色が落ち着く色合いです。
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3階にもあるオフィススペース
3階は2階の2倍ほどの広さがあり
オフィススペース
ミーティングスペース
コワーキングスペース
ラウンジスペース
電話ブース
で構成されています。
図面はホームページからお借りしました。
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主に電話やオンライン会議をする
一人用のコンパクトなスペースも別途設けられていました。
オンライン会議や電話の声って
思いのほか周りに聞こえていますよね?
こちらのブースなら
隣の席の同僚に遠慮することなくお話できます。
※椅子も設置いたします。
富田総経理自ら扉の開閉をしてくださいました^^
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ラウンジとコワーキングスペースは
各テーブルや足元にコンセントがあり、充電の心配もありません。
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こちらは8人用のミーティングスペースです。
同じ広さのスペースが3か所あり24人用として使用も可能です。
セミナーの開催もいいかもしれませんね。
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ラウンジスペースも貸し切りることが可能です。
バーカウンターがあり、冷蔵庫もあります。
お客様に飲み物や、軽食を提供できますよ。
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超集中スペース
3階には5席防音素材に囲まれたブースがあります。
超集中スペースと銘打ったこの席。
個人的には
短期集中で仕上げたい仕事がある方におすすめです。
わたしも実際座ってみました
たしかに周りの音が遮られて集中できそうでした。
(ノイズキャンセリングではないので悪しからず)
デスク部分がすっぽり囲われているので
お隣も気にならず集中できます。
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こちらの超集中ブースは
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で
主人公の大豆田とわ子のオフィスとしても登場します。
これは偶然の一致ではなく
コワーキングスペースのデザインを担当された会社が
ドラマのロケ地だったためなんだそうです。
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オープン後の様子(2022.9.30追記)
先日セミナーを開催されていたので
おじゃまさせていただきました。
この日は
インバウンドとアウトバウンドについて
東京とオンライン中継でセミナーが行われていました。
台湾の皆さんの旅行の仕方が変化したのだそうです。
時代はもう爆買いではないそうです。
今後も様々な業界のセミナーを開催されるようです。
セミナー中も内見の方が見えていました。
台湾の方もよく内見に来られるそうです。
欧米圏での生活経験がある方にとって
コワーキングという働き方は身近なようで
台湾へ帰国後、起業準備をしている方などが
よく内見に来られているそうです。
セミナーは
写真のオープンスペースで開催されました。
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小説 ビジネス書などの本がたくさんあります。
出張者や台湾へ来たばかりの方向けに
台湾関連の書籍もあります。
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カフェエリアも非常に充実しております。
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所在地と営業時間など
住所:台北市中山区南京東路一段15號 2F、3F
最寄り駅:MRT中山駅 3番出口 徒歩約5分
WEB:https://www.oneandco.tw/ja/index.html
FACEBOOK:https://www.facebook.com/oneandco.tw/
内覧予約:https://bit.ly/3MVmwFG
正式OPENはもう少し先ですので予定営業時間となります。
◆プライベートオフィスを契約されている方
365日 24時間使用可能です。
◆コワーキングスペースのみ使用の方
平日 9:00~18:00
※事前予約が必要です
料金(予定です)
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契約したその日から全力投球できます
お値段だけを切り取ると
びっくりされる方もいらっしゃると思います。
ですが
個人的にはそこには確かに価値があると感じました。
契約したその日から
お仕事に全力投球できる状況が完備されています。
内装工事手配を自分でしてデスクを買って…
希望していた内装と違う…
また交渉して、説明して…疲労困憊
そのような時間を全て削減し
精神的消耗も最小限に抑えお仕事に専念できます。
オフィスに不具合が生じた場合も
受付の方に報告すれば対応してもらえるので
自分で業者さんを探して…という必要がありません。
台湾でのビジネスは
スピード勝負なところがあります。
上述の対応でごたごたしている間に
競合にお仕事を持って行かれてしまうリスクもあります。
こんなことで失注するのは悔しいですよね。
HPにも記載されている通り
コミュニティーコンダクターも常駐されます。
孤軍奮闘で回り道するリスクも回避できます。
ちなみに契約が1年以上の場合は
会社の登記をOne&Co Taipeiさんの住所を使用することも可能だそうです。
(詳細は契約の際に再確認ください)
個人的な感想ですが
このようなコワーキングスペースは
右も左も言葉もわからない状況で進出された方の
大きな支えになるのではないでしょうか。
また、台湾長いしなんでも知ってますよ
というような方の盲点もカバーでき
知らずにかかってしまっているマインドロックもうまく解除できるのではないでしょうか。
コミュニティイベントもあるようですので
台湾では非常に大事な横のつながりが強化できます。
技術力やアイデアはあるけれど
アピール力に乏しく決定的なチャンスをつかめない。
アイデアはあるけど
横のつながりが乏しく思うように形にならない。
そのような状況にいらっしゃる方の未来が開けそうな気がしました。
ご興味のある方はぜひご検討してみてください。