アレルギーが悪化する(かも)
台湾はとてつもなくいいところだし気に入っている。
でも悲しいかな空気がきれいではない。
すぐ近くのかの国からは
PM2.5の影響をこれでもかというほどに被り
さらに台湾中南部は工場が多く空気がよろしくない。
高雄にいたっては
山の上から高雄市内を見下ろすといつも霞んでいる。
かすかに黄色く曇っていて大気汚染は深刻なのだ。
北部とて他人事ではない。
バスにバイクに車がひしめいているこちらも
空気がおいしいとは死んでも言えない状況である。
一時帰国の時に御堂筋通で信号待ちしてたときに
「空気がキレイだね」
と言ったら友達がドン引きしたうえに
見ず知らずのマダム達も
大丈夫この人!?みたいな顔して私を見ていた。
日本って空気が澄んでてきれいだよ。
空気がおいしいと言う表現
ありきたりだけど今ならよくわかる。
毎回、関空のリムジンバス乗り場で深呼吸をし
一時帰国の感動をかみしてめている
台湾というところは、諸々の事情が重なり
お世辞にも空気がキレイとは言えない。
アレルギー持ちの人なら
空気の悪さでさらに悪化するかもしれないのだ。
カビもよく生える
加えて北部は盆地で高温多湿なので
カビ発生の速さも尋常ではない。
同僚はスーツにカビが生えたと言っていたし
油断しているといろんなものにカビが生えるので
我が家は基本的に除湿器が年中稼働している。
雨が続く時期は
一晩でタンクが水でいっぱいになっている。
除湿器を買う前は
お布団がジトっと重い日もあったのだが
除湿器を買ってからはかなり改善されたと思う。
たぶんカビだけじゃなくて
ダニの数も多いのではないだろうか。
ハイブランドのお鞄は
後生大事に箱にしまうとカビだらけになる。
わたしも数少ないハイブランドのお鞄を
なるべく空気に触れる場所に置いている。
じゃないと大事にしすぎてぶっ壊すを
地で行くかたちになってしまう。
クーラーのお掃除を依頼
自分で対策できるものはいいのだが
誰かの力を借りないとどうにもできないものがある。
クーラーと洗濯機それからマットレスの掃除だ。
機械に強い人は自分でできるんだろうけど
私はそういうものにめっぽう弱い。
きっと分解したら組み立てられないし
ネジも余るに違いない
クーラーを掃除するスプレーが台湾でも売っているが
効果のほどはいまいちよくわからない。
先述の通り機械に弱いのでうっかり壊しかねない。
何よりクーラーがないと死活問題なので
ケチっている場合ではないのだ。
お金を払えば助けてもらえるのだから
ここはどんどん頼るべきだ。
台湾経済に貢献していこうではないか。
ちなみに清掃前のクーラーはこんな感じで
びっしりカビが生えている。
日本の家ではこんなことなかったのに
やっぱり空気と湿度が大きく関係しているようだ。
これでも
年に1度清掃会社さんに掃除をお願いしているし
手が届くところはこまめに自分で掃除している。
やっぱり半年に一度のしたほうがいいのだろうか?
台湾の皆さんは
旧正月前にキレイにしたい傾向があり
旧正月前は予約が取りにくい。
我慢できるなら旧正月明けか
12月ぐらいのお掃除をおすすめします。
台北は2月ぐらいから
クーラーつけないと暑い!!
という日があるので早いにこしたことはない。
6月ぐらいになるとほんとに暑いし
お掃除してもらう間クーラーは使えないので
来てくれたお掃除の方も依頼したほうも
双方が暑さにやられる最悪の事態になる。
屋内にいても熱中症になるのだから
2時間でもクーラーが使えないのはつらい。
今回はクーラーから
海苔のかけらのような物が舞い落ちるようになり
旧正月前だが、無理を言って急遽来ていただいた。
海苔のかけらのような物
その正体は埃の集合体だった。
我が家の近くには交通量の多い大通りがあり
故に室外機も汚れやすい
自動的にクーラーもすぐ汚れてしまうのだ。
洗濯機の汚れ具合に叫んだ
会社で隣の席に座ってる台湾ガールが
「洗濯機の掃除もアレルギーにはいいですよ」
と教えてくれたのでクーラーの掃除と一緒に頼んだ。
私はお掃除好きなのでこまめに掃除している。
洗濯機も2週に1回は消毒していた…
にもかかわらずだ
キレイに分解された洗濯機のパーツを見てみると
見るも無残に汚れていたしカビもはえていた。
特に洗濯槽の底のほうは鳥肌級に汚れていた。
(我が家の洗濯機は外置きです)
見えてるところはキレイでも
見えないところはしっかり汚れていたのだ。
こんなので毎日洗濯していたかと思うと
ほんとに身の毛がよだつ思いだ。
最近の洗濯洗剤は『洗濯槽のカビにも効く』
的なキャッチフレーズがついてるが
あれはちょっと言い過ぎなんじゃなかろうか?
無理~を連発する私に清掃会社のスタッフさんは
「まだきれいなほうですよ」
と涼しい顔で言ってのけたのだ。
これでキレイなのかい?
よそのご家庭はいったいどうなってるんだろうか。
私がいつもお願いしている清掃会社さんは
基本的に高圧洗浄機でお掃除してくれるようだ。
洗濯機は40分ぐらいで新品の輝きを取り戻していた。
長らく高圧洗浄機が稼働してる音がしていたので
たいそうしつこい汚れがこびりついていたのであろう。
次回も洗濯機とクーラー
セットでお掃除に来てもらおうとおもっている。
マットレスとソファーもお掃除
台湾のワンルームマンションは家具付きが多い。
着の身着のままで入居したとしても
最低限の生活はできるような感じにはなっている。
ただ『清掃』という観念は
日本人の持つそれとは大きく隔たりがある。
入居前に清掃会社さんに頼んで
冷蔵庫の中まで掃除してくれる大家さんもいれば
ケチなのか元からそういう概念がないのか
前の住人が退去したままのような大家さんもいて
そこは大家さんの常識と人柄にかかっている。
ちなみに台湾では
大家>入居者という図式があり
大家さんの立場が圧倒的に強い。
詳しくはこちらでも書いております。
お掃除は
大家さんの常識と人柄にかかっていると言いましたが
今の大家さんは
入居前に清掃会社さんに頼んで掃除してくれていた。
ただ、ひとつお掃除されていなかったのがマットレスだ。
前の住人はベッドでご飯食べてたの?
ていうかシーツ使わずに寝てたの?
と思うような謎のシミがあり正直気持ち悪かった。
これも同じ清掃会社さんにお願いし
見事にキレイになったのだった。
洗浄剤をふりかけてマットレス全体に水をかけて
掃除機みたいな機械で汚れを吸い取っていく。
水をかけると言っても
バケツやホースでかけるのではなく
適度な量をマットレスにかけていく。
濃いめのシミにはまた別の薬剤をしみこませてお掃除していく。
マットレスから出てくる真っ黒な水…
短期間とは言えあんな汚いところで寝てたのかと思うと
叫んでも叫んでも叫び足りなかった。
この黒い水
皮脂やらダニやら埃やらが出てきてるらしい。
どうりで
出て来た水に油の膜みたいなのが出てたわけだ…
気持ち悪いので両面とも掃除してもらった。
マットレスの色が白いので
余計に汚れが目立って本当に気持ち悪かったのだ。
同様にソファーのお掃除もお願いした。
ソファーはマットレスの10倍ぐらい汚れていた
イカ墨のような漆黒の水がバケツのなかで漂っていて
恐怖で声が出なくなっていた。
そりゃそうだ。
外から帰ってきたら普通に座るし
マットレスよりよごれているのはあたりまえだ。
このソファー
お掃除してもらう前は座ってるとなんかむずむずして
いつもタオルを敷いて使ってた。
掃除してもらったあとは全然ムズムズしないし
何時間でも座っていられる。
きっとダニが全部死滅したんだと信じている。
清掃会社さんはここ!
わたしがいつもお願いしているのは
愛潔净居家精潔(LOVE CLEAN)
予約は基本LINEから行います。
日本語のサービスはないので
中文に自信のない方は、お友達に手伝ってもらってくださいね。
お願いしたケースの料金はこちら
①クーラー NTD 2,000
②室外機 NTD 500
③洗濯機 NTD 1,800
④マットレス NTD 2,200(ダブルサイズ)
⑤ソファー NTD 1,800(一人用サイズ)
アレルギーのある方や
なんかむずむずするなという方におすすめです。