ある日突然出会った台湾式ダイエットマイシェン(埋線)で14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

大家さんを見極めて安定の台湾生活を手にいれる(2022.6.10更新)


みなさんこんにちは。
今日は、台湾の賃貸事情について自身の経験や近しい人から聞いた話もからめて書いていきます。

日本ガールの皆さんが、今後台湾へお越しの際に参考になれば幸いです。


大家さんが恐ろしく強い台湾


これは様々な方がブログで書いている。
台湾は大家さんが圧倒的な力を持つ。
大家さんが出て行けと言えば
問答無用で超短期での部屋探し&引っ越しが発生。

駐在で来ている方は
仲介会社経由で話が行くことが多いようで
もしかすると交渉次第ではもう少し時間をくれる可能性あり。

ですがそうは言っても
実際のところまわりの駐在員さんもハードなスケジュールで引っ越しするパターンが多い。


急な引っ越しでよく聞く理由と言えば

①海外から娘や息子が帰国するので住まわせたい
②家を売るから


とまぁこんな感じ。
他にもいろいろと理由はありますが
上述のいずれかにあてはまる場合が多数。


借り手側も見極めが大事


台湾は大家さんが非常に強いと書きましたが
借り手にも選ぶ権利がある。

お部屋の内見のときや、内見の予約の電話時など
借り手側がチェックできるポイントがある。

基本的なチェックポイントやお部屋探しの方法は
他の方のブログにたくさん書かれているので
当ブログでは
特に日本ガールの皆さんに気を付けてほしいところを書きます。

わたしの経験や聞いた話も交えて書きますので
参考程度に読んでいただけると嬉しいです。

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大家さんは同性のほうがいい


日本ガールの皆さん。
一人暮らしをご検討の方は、危機感を持ってほしい!
台湾の人は皆優しい~なんていうのは
都市伝説または幻です。


台湾名物勘違い野郎がここにも生息。

大家さんが男性の場合
なかには何を勘違いしたか妻帯者にもかかわらず
サシのお食事に誘ってくることがある。

言語交換の記事にも書きましたが
夫婦そろって暴走されると非常に厄介。

さらに大家さんということは
あなたのお部屋の鍵を持っているかもしれない。
あなたに全部渡したと口で言いながら
持っている可能性はじゅうぶんにある。

最悪、勘違いの頂点に達した大家さんが
夜に鍵開けて入ってくる可能性もあります。

または
あなたの留守中にお部屋に上がり込んでいるなんてことも。
台湾の賃貸にはドアチェーンがないお部屋もあるので
最悪の事が起きる可能性もある。

そんなの警察呼べば解決でしょ?とはいかない。

水道の調子が悪いから見に来たんだ! などと
追いつめられると息をするように嘘をつく者が一定数生息しています。

もっとタチが悪い大家さんだと
『中文が理解できないから誤解しているんだよ』
こちら側に責任を転嫁してくることも。
ほんま最悪。。。

なにかが起こった時8割は責任転嫁です。

あなたの中文レベルが低いから誤解しているんだと言い訳し
徹底的にあなたに責任を押し付けます。

最悪、彼女から誘ったんだなんていう人いるでしょう。

とにもかくにも
なにを勘違いしたのか気持ち悪い大家さんがいるので
なるべく同性の大家さんを全力で推します。
もしあなたが断るのが苦手なタイプならなおさら!

男性の大家さんの場合
必要以上に愛想よくしたり近づきすぎるのも危険。
のどかなエリアならそういうお付き合いの仕方もあるかもしれませんが…

台北とその近郊でお部屋を借りることを想定した場合
あまりフレンドリーにしすぎると
勘違いする男性の大家さんもいるので注意が必要。

ドライにタスクをさばいていく感覚が大事。

わたしが契約しているお部屋の大家さんは女性です。

新竹での経験


わたしは以前、少しだけ新竹に住んでいました。
大家さんの話ではないけど
マンションには管理人のおじさんが常駐。

台湾ガールの同僚から
「管理人さんとあまり親しくなりすぎないように」
と言われたのだが
まだ台湾に来て1年少しだったので
あまりピンと来ていなかった。
(今ならわかるんだけど)

帰宅した時に世間話をすることもあったが
ある日を境に
仕事が終わったらご飯へ行こうと誘われたり
意味不明なビジネスに誘われ不安が募り
おじさんの勤務時間には家に帰らないようにしていた。

同僚にそのことを話すと
「台湾はそういう人多いから」(ほんまに!?)
とサラッと答えてくれました。
日本人女性だから特別というわけではなく
女性なら皆気を付けたほうがいいと当時の同僚は言ってたな。

共同名義で購入したお部屋


日本人の感覚だと
友達と投資目的などで共同名義でマンションを購入
というパターンはあまり聞かないかも。

しかし、ここは台湾。
仲良しだからという理由だけで
後先考えずお部屋を購入する大家さんがいます。
(前のお部屋の大家さんもそうでした。)

金の切れ目が縁の切れ目。
だいたいどちらかの経済状況が悪化したり
仲たがいしたりで売りに出すパターンが多い。

そうなると急な引っ越しを要求されることになる
急な引っ越しだけでも迷惑極まりないのに
休みの日に見知らぬ人が内見にやってくる。

内見者のなかには
土足で部屋に入ってきたり
私物に手を触れられたりと
まったく休まらない日が続く。

後々彼らの儚い友情に振り回されないためにも
内見の時に勇気を出して聞いてみてください。

わかりやすくお金持ち


内見の際に
大家さんの身なりを見てほしいんです。

全身ハイブランドで固めていたり
レクサスやベンツだと高級車に乗っている大家さん。
バブルの再来かな?ぐらいバブリーないでたちの方がいる。

投資等である日突然儲かりだした場合
成金ゆえにある日突然貧乏になる事があります。

真っ先にお部屋を売りに出して現金を確保すべく奔走します。
なのである日突然引っ越しを余儀なくされる確率が上昇します。

本当のお金持ちってすごく質素です。
(人にもよるって話ですけど)
見た目ではわからないのが真のお金持ち。

これはお友達から聞いた話なので
どこまで本当かわかりませんが

極端な例だと
ビニール袋をバッグがわりにしているおっちゃんほど
超がつくほどお金持ちだったりするのだとか。
(台湾南部でよく聞く気がする)

清潔感の有無


次のチェックポイントは大家さん自身の清潔感。
失礼を承知で書きますが
台湾生活10年目の感想として
清潔感がない方が多いと感じる(男性に多いですね)
大家さんの清潔感と部屋のきれいさは比例します。

家賃もそこそこするいいマンションであっても
ベランダにはタバコの吸い殻が落ちていたり
洗濯機が外置きの場合は
ホコリで真っ黒になっている場合が多く
コケのようなものが繁殖している場合もあります。

当然、洗濯機の中には恐ろしいほどの雑菌が繁殖中…

何がいけないのか?

この手の大家さんは
借主のクレームは基本スルーの傾向あり!
神経質すぎるだなんだのと理由をつけて
修理をよこさなかったりとアフターケアを疎かにする大家さんである場合が多い。

月々の家賃さえ入金されれば
あとは知らぬ存ぜぬというスタンスです。

日本の賃貸のようにきれいで掃除が行き届いた部屋がないことは百も承知です。

ですが
最低限の生活すらできないと予感させるような大家さんから
部屋を借りるのはやめておいたほうがいいです。

話を最後まで聞いてくれるか


内見の際に人の質問を最後まで聞かずに
答えだす大家さんがいる。

この手の大家さんは
問題発生時にいくら丁寧に伝えても
わかりやすくLINEしても
代理で台湾人のお友達に説明してもらっても
全く見当違いな対応をします。

また大家さんにとって不都合な事があった際に
こちらの主張などまるで聞かず
大声を出して威嚇し自分の主義主張を強引に押し通す人も多い

こちらの心配事や質問に耳を傾けられないような大家さんなら
無理に契約せずにそのままフェードアウトです。

断る勇気も大事


内見予約時の電話対応などで違和感を感じたらそこでやめる。
内見時に違和感を感じたらそこでやめる。
やめる・断る勇気も必要だと思うんです。

ここは台湾。
日本と同じにはいかない事もあるので
ある程度妥協しなくてはいけないこともある。
ワーホリでも駐在でもその点は皆同じ。

その妥協点はあなたの許容範囲なのか
または許容範囲を超えているのか
そこも冷静に見極めないと面倒なことになるのだ。

大家さんは断り慣れていると同時に
断られ慣れていたりもするんです。


違和感を感じたり嫌な予感がしたら
申し訳ないなどと思わずに勇気を出して断ってください。

ずるずる流されてしまうと
勘違いしてもとわりついてきたり
理不尽な対応をされた挙句に適当にあしらわれます。

変な遠慮や罪悪感が邪魔して断れない方は
『これだけは譲れない!』
という点や自分なりのチェックシートを準備して
どんどんスコアをつけていき
単純に合計したスコアで決断するという方法も有効です。

数値化することでどれほど差があるのかが可視化できるのでおすすめです。

皆さんの台湾生活がいいものになることを願っています!