ある日突然出会った台湾式ダイエットマイシェン(埋線)で14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

台南行ったらみたらしトマトを食べてみよう(2022.7.6更新)

先日、台南へ行ってきました。
遅ればせながらどはまりした台湾ドラマ
『想見你』(時をかける愛)のロケ地巡りがメインだったのですが、ちょっと気になる台南フードに出会ったので書いていきたいと思います。

そうだ!
高鐵台南駅直結の三井アウトレットが旧正月あたりにオープンするそうですよ。
林口と台中にも三井アウトレットがあるのですが
駅とほぼ直結というロケーションではないので
ロケーションの良さは台南がだんとつです。


台南料理の味付けなぜ甘い?



一般的に台南の味付けは甘めと言われている。
実際甘めだ 激甘である。

聡明な友人に聞いたところ
その昔、砂糖は貴重品で砂糖をふんだんに使える
イコールお金持ちの象徴 と見られていたそうな。

要は
『俺の家はお金持ちだから砂糖いっぱい買えるし
味付けはこんなに甘いんだぞ!!』
ってマウントとり続けた結果、甘い味付けが台南で定着していったって話。

台湾名物メンツがここにも登場。
(そんな昔からやってたんか)

そんなこんなで何百年の時を経ても
台南の料理は甘めの味付けのまま現在に至る。

エビの炊き込みご飯も、エビのすり身揚げも口に含むとすぐに甘さを感じた。
牛肉鍋のお店のつけダレも甘い。
でも不思議と牛肉と合う。
スイーツもやたらプリンが乗っていた。

歴史的な要素を除けば、台南は単純に暑い。
暑い地域というのは台湾に限らず甘い物が多い(例えばタイのスイーツとか)

じゃあなんで高雄の味付けはあんまり甘くないの?
っていうつっこみは無しでお願いします。

THE台南スイーツ『みたらしトマト』

みたらしトマトは、私が勝手に名付けたもので
正式名称は『薑糖蕃茄』と言う。

なぜみたらしトマトと名付けたかと言うと
つけダレがみたらし団子のタレにそっくりだから。

わたしは台湾北部で生活して10年目になるが
台湾北部では見たことがない。
噂では龍山寺付近であるそうです。

※追記
uber eatsを検索したら出て来たので頼んでみたが
アレンジがききすぎて、味もパンチがききすぎており
台南で食べたものとは程遠かった。残念。

このみたらしトマトもとい『薑糖蕃茄』
台南旅行にも一緒に行ったに台湾人のお友達Dちゃんがおすすめしてくれた。

はじめて聞いた時には
なにそれ!?その組み合わせはないな~と言っていたのだが、一口食べて全力でDちゃんに謝罪した。

どんなビジュアルかご覧あれ。
熟していないトマトもおいしく食すことができる。

なぜこの食べ方が定着したのか?
諸説あると聞いているが、まとめると
獲れて獲れてどうしようもないトマトを消費するためだったらしい。(イタリアみたいにmyトマトソース仕込んだりしないしね。)

トマトは家庭菜園初心者も失敗しない野菜no1。
農家の方が本気で育てたらどうなるかは想像に易い。

台南本当に暑いので、体を冷やす役割もあるんじゃないかな。
※トマトはカラダを冷やす食べ物です。


この土ショウガが非常にいい仕事をしています。
甘いだけじゃなくて味がしまってまとまります。


熟していないトマトの少しかたい食感と抑えた甘み
それを補うかのようなみたらしテイストのタレ
全てが魅力を最大限引き出す役割を担っている。



お店はこちら莉莉水果店



住所: 台南市中西區府前路一段199號
電話: 06-213-7522

お友達が連れて行ってくれたのはこのお店だったが
台南では至る所でみたらしトマトを食すことができる。

この莉莉水果店は創業70年ほどの果物屋さんで
店先にはイートインスペースもある。

12月と言えど汗ばむ陽気だったこの日は
たくさんの人がかき氷を食べていた。
からだ冷やしちゃいけない説はどこに行ったの?
と思うほど飛ぶようにかき氷の注文が入っていた。
てっぺんにはしっかりプリンが鎮座していたのは言うまでもない。

台南へ行った際にはぜひ行ってみてくださいね。

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