ある日突然出会った台湾式ダイエットマイシェン(埋線)で14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

ジャカルタ姫と結婚写真(2021.3.7)

みんな写真が大好き

※こちらは2019年ごろのお話です。

台湾ガールズは写真を撮るのが大好きだ。
老若男女みんな大好きだ。

観光地へ行けば
まぁまぁなお年のおじさんでもセルフィーに勤しんでいる。
マダムに至っては言うまでもなかろう。

スマホの待ち受けに
自分のセルフィー設定してる人もまぁまぁ多い。

台湾に来た当初はびっくりしたが
今となってはもう見慣れてしまった。
きっとあれが標準スペックなのであろう。

みんな自分がいちばん盛れる角度を研究している。
なのでいつも同じ角度同じポーズの写真が溢れかえることとなる。


そんな写真大好き台湾ガールズの
一世一代の大舞台とも言うべきなのが結婚写真。
中文では婚紗(hunsha)と言います。

台湾では結婚式の前に新郎新婦で写真を撮る。
その時に来たドレス一式は実際の結婚式でも着用可能。
多くのお店でそういうパックで販売されている。

少々値がはるようだが
お金を払えば海外ロケも可能なお店もある。

結婚式当日にもカメラマンさんがいるのだが
メインはやはり結婚式前に撮影される結婚写真だ。

結婚式の招待状にも使われるし
結婚式当日には会場の入り口に飾られたり
撮った写真を加工してカードとか作ったりするのだ。
結婚式の途中でプロジェクターで流したりもする。

結婚式と言えば人生の大舞台でもあるわけで
台湾ガールズのこだわりが一生分と言っていいほど炸裂するのは言うまでもない。

当然写真の構図やロケ地、小道具など細部に至るまでこだわりが炸裂する。


最近は、韓国資本のお店も台北に進出している。
台北市には結婚写真専門のお店が並んでいる通りがあり
それはそれは圧巻の眺めだ。

お姑さんらしき人があぁだこぉだ口挟んで
未来のお嫁さんが鬼の形相してるのを
ガラス越しに見かけることもある。

台湾男子はマザコン気質な人が多いので
「ママは僕たちのために言ってくれてるんだよ」
ぬけぬけと無邪気にのたまう。

私の友達は、台湾の方と結婚しているのだが
「ママを大事にするのと言いなりになるのは違うっていうのがわかっていない」と常々憤慨している。

ママ大好き台湾男子も来世で女性に生まれたなら
この苦しみとイライラが理解できるであろう。

結婚写真撮影についてくよ


2019年のある日。
親友のジャカルタ姫からLINEが来た

ジャカルタ姫とは?


私の台湾人の親友です。
少し前までインドネシアのジャカルタでお仕事していたのでそう呼んでいる。

ちなみに中文では印尼公主(インドネシア姫)です。
日本語verにすると
インドネシア姫はゴロがよろしくないので
ジャカルタ姫になりました。

今後もしばしばブログに登場する予定。
初登場はこちら↓

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ジャカルタ姫から結婚写真撮影するから見に来ない?
とお誘いを受けたのだ。
もちろん即答でYES!! 
とある週末朝10時に指定の場所に集合となった。

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結婚写真撮影は一日かかるよ


朝の10時だったかな?
約束の場所に行くとジャカルタ姫の自撮りはもう始まっていた。

語学留学時にジャカルタ姫と知り合った時はFACEBOOK全盛期。

あの頃も
撮った写真をキレイに加工していたジャカルタ姫。
ときは流れいまやインスタ全盛期。

写真はもちろんのこと、動画もなにがしの編集が必要で
ジャカルタ姫のスマホは常にフル稼働であるが故に
バッテリー消費は私より5倍ぐらい速い。

当然である。
そこらへんのブラック企業より過酷な状況で
姫のiphoneは今日もフル稼働している。

タイトルには1日と書いたが
ロケ地が多くなるにつれて撮影日数も長くなる。

今回は
午前はスタジオで撮影
午後は陽明山で撮影でしたよ。

スタジオ撮影

お化粧とドレスの着付けが終わると
同じく台北市内にある撮影スタジオに移動。

写真大好き台湾ガールズのご期待に沿えるよう
多種多様な撮影セットが用意されている。

カメラマンのお姉さんは
的確にポージングを指示していく。

この指示が実にリズミカル
「はい!首傾けて はいそう!」
パシャ!みたいな感じで進んでいく。

たぶん人類が普通に生活している分に
その角度に首を傾けることは
今回限りであろうと断言できるようなポージングが続いていく。

外ロケと謎のテント

スタジオで次の衣装に着替えて
ヘアメイクを直して
陽明山へと向かいます。

陽明山付近の公園は人気の結婚写真撮影地らしく
ジャカルタ姫カップル以外にも、何組かが撮影していた。

ここでもスイカ王子は(ジャカルタ姫の伴侶ね)
腰をかがめつつ石畳の上に跪き
ジャカルタ姫の顎に手を添えるなど
まぁまぁ難易度の高いポージングを要求される。

根がいい人なスイカ王子は
文句ひとつ言わずにカメラマンの指示に従う。

OKが出ると人知れず腰をさするスイカ王子。
このあとも容赦なく撮影は続く。

ジャカルタ姫はというと
お気に入りのドレスに身を包んだのはよかったのだが
季節は初夏。
そして山。
肩だしのドレス。
集まる蚊と格闘していた。

そんなこと微塵も感じさせないロマンチックな仕上がりがこちら。



となんとここで謎の青いテントが姿を現す。
何するの?
見ると他の撮影班でも同じようなテントが設営されている。

電話ボックスぐらいの広さで
縦に長く、広さ的にも横になったりはできない。



ヘアメイクさんがジャカルタ姫にテントに入るように促す。
おもむろにテントへ入るジャカルタ姫。

テントのすぐそばで
次のドレスを持ってスタンバイするヘアメイクさん。

そう!
ここで衣装をチェンジするのだ。

台湾の人々が写真へかける熱い思いを垣間見た気がする。
神髄を見たと言うべきだろうか。

ちなみにスイカ王子と呼ばれるようになったのは
スイカが好きな王子が
お友達の家に行くときに必ずスイカ持参するから。

末永くお幸せにね。結婚式楽しみにしてるよ。

結婚写真の撮影費用は?

ジャカルタ姫曰く
今回の1日で撮影完了するプランで
4万元(JPY 約20万)とのこと。

ロケ地やお色直しが増えると、価格もかわってきます。