ご無沙汰しております。
今日は台湾で大腸ポリープを切除したお話です。
年に一度の健康診断で見つかったので
そのまま切除してもらいました。
なのでお値段はかなり高めです。
※ご注意
お食事中の方は食後に読んでくださいね
台湾での健康診断
台北及び新北にお住いの会社員の方がよく行く健康診断クリニックと言えば
輝〇ではないでしょうか。
日本人の通訳さんがいらっしゃるので安心な方も多いだろう。
輝〇だけにかぎらずよほど儲かっているのか
皆一様になかなか豪華なつくりになっている。
日本で働いていた時のあの健康診断はなんだったの?
と思うぐらい雲泥の差だった。
クリニック専用の服に着替え
寒い場合はフリース素材のベストも貸し出してくれる。
下剤はいつ飲む?
大腸の検査を受けるにあたって
大腸をキレイにしておかないといけない。
わたしが
ここ数年お世話になっている聯安診所健康中心は
前日の夜から下剤が飲め、非常に楽である。
(検査日の10日ほど前に郵送してくれます)
2リットルの水に溶かした下剤を
夜の20時頃からまず1リットルを1時間かけて飲み
朝の4時から5時にかけて残りの1リットルを飲む
クリニックによっては
検査当日に2リットルのうっすい塩味の水を
1時間以内に飲まねばならず普通に体調不良に陥る。
わたしには向いていない。
健康診断クリニックの選択肢が複数ある場合
下剤服用のタイミングも重要な要因になる。
わたしは朝8時から検診を始めて
諸々の検査後回復食事を食べ
12時頃には着替えをしてクリニックを後にしている。
検査と検査の間の待ち時間が少ないのも嬉しい。
待ち時間が少ないのは
基本的に水曜日や木曜日に予約をしている事も関係あるだろう。
やはり金曜日が非常に人気のようで
数か月前に予約をしても断られる場合がある(同僚談)
ポリープ切除後の点滴
商魂たくましいクリニックは
ポリープ摘出後数日間点滴に通院をすすめられる。
切除後の出血予防などもかねているのだろう。
点滴を薦めてくるクリニックは
摘出後の回復食はなく
摘出後数日の間口にしていいのは
食パンと具のないおうどんぐらいだった。
ちなみに
点滴は1回につきNTD1200(JPY 約5520)ほどする。
これもクリニックによって方針は異なる
先述の聯安診所健康中心は点滴も必要なければ
食事もあっさりしたものなら食べてよしとのことだった。
逆に
「点滴するんですか?」と聞かれる始末。
このあたりの方針はクリニックによるとしか言えない。
麻酔
麻酔は基本的に静脈麻酔をかけて行う。
よって同意書や緊急連絡先の記載が必要となる。
胃カメラは口から入れるので
クリニックによっては喉の麻酔薬を吹きかけられる。
これが非常に苦しくて
咳き込むし、えずくし、涙が止まらないしで
検査前から満身創痍である。。。
早く麻酔で眠らせてくれとさえ思う。
先述の聯安は喉の麻酔はない。
これも非常に気に入っている点だ。
麻酔薬をいれるために針は腕に残したままになるが
多少腕を曲げても大丈夫な針をつかっているらしい。
(びびりなんで腕を曲げたことはない)
麻酔薬を入れる前に
「お酒よく飲みますか?」と質問をうける
お酒をよく飲む人は麻酔が効きにくい傾向にあるため
念のため確認される。
麻酔薬を入れたあと看護師さんが数字を数えるのだが
毎年2秒で撃沈している。
ポリープ切除の費用は?
健康診断クリニックでの検査と同時に
切除してもらった場合の代金です。
※各クリニックによって値段は違うので
目安としてとらえてくださいね。
摘出費用
ポリープ1個につき:NTD2500 (JPY約11,500)
止血クリップ 1個 : NTD500 (JPY約2300)
切除鉗子(使い捨て): NTD1000 (JPY約4600)
病理検査に出す場合
ポリープ1個目:NTD8500 (JPY約39,100)
ポリープ2個目~:NTD3000 (JPY約13,800)
回復食
回復食は基本的に野菜や豆類が中心となっている。
お肉はない。
食欲がない、時間がない場合はお持ち帰りも可能。
クリニック選びのポイント
個人的な観点になるが、わたしは以下を重視
1)大腸検査希望の場合下剤は前日から飲めるのか
2)胃カメラの喉麻酔有無
3)日本語通訳さんの有無
そこそこ話せますが、万が一のために日本語通訳さんをお願いしています。
心身の健康はマスト
日本でもそうだが
海外生活においては特に心身の健康はマスト。
入院中は家族がお世話するのが基本の台湾において
お一人様が入院するのはいささか不自由である。
それに心身ともに健康であってはじめて
ばりばりお金を稼げるというものだ。
わたしは会社員なので
会社が費用を負担してくれている。
安心を買う意味で
追加費用を払って検査を受ける事もある。
(アレルギー検査など)
しばらく健康診断うけていないなと言う方は
ぜひ受診してみてくださいね。