ある日突然出会ったマイシェンで14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

ほんとにいたよこんな人 出張編(2022.4.3)


コロナ禍で隔離期間が発生している今
おいそれと海外出張に来られる状況にはないと思いますが
そう遠くない未来、そんな時期も終わりを告げるのではと思っています。

ということで今日は台湾生活10年目の私目線で
日本にお住まいで、もしかしたら今後台湾出張あるかもしれない
という方に向けて書いてみたいと思います^^

日ごろ台湾生活を愚痴る自分をたなにあげて
実際に見た少々やばめの人々のことを辛口で書きますがご容赦ください。


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いつまでも日本統治時代



欧米へ行けば覚えている英文法総動員で低姿勢かつ英語で話すというのに
日本人という民族は、ときとして近隣のアジア諸国の皆様
特に海外支社のメンバーにはなぜか強気な方が多い。
(これは皆さんがお勤めの業界で多少の違いがあると思います)

ひどい人になると
日本語しか話せない日本人に合わせて日本語で話している
台湾人の日本語にイライラしたそぶりを見せたりする。
いったい何時代からいらしたの?と聞きたくなることが多々ある。

今、現役で働いている皆さんは戦後生まれ。
それなのにDNAに統治時代がしみついているかのような言動をする者は少なくはない。
わたしが見てきた限りでは、このような傾向は圧倒的に出張者に多い。
(駐在さんでこんな態度とっていたら現地スタッフに嫌われて終わりだろう)

心のどこかに日本人が上だからこちらを敬って当然のような考えがあるのだろうか?

何気に腕を組み
『台湾人素直でいいよねぇ』
と誰目線ですか?という態度でのたまう方もいた。
同じ日本人ながら非常に恥ずかしく思う瞬間である。

台湾側のオンライン会議にも予告もなく日本から突然こっそり参加しておきながら
「なんで中国語なの?」と聞いてくる人もいる。
勘違いぶりが非常に恥ずかしいので、心の底からやめていただきたいと思っている。

いつまでも呑気にアジア諸国は日本より下みたいな目線でいるから
様々な分野で近隣諸国に追い越されてしまうのだ。


コントロールがきかないと機嫌を悪くする



台湾の皆さんは総じてディスカッションが好きな傾向にあると分析している。
自分の考えを(良し悪しはさておき)述べたり、アピールするのに長けている人が多い。
故に、自由にディスカッションなどしようものなら止まらなくなるときがある。

日本で教育を受けた方は、小学校などでこんな風に言われたことはないだろうか?
「みんなが静かになるのに、〇分かかりました」
これは、教師が生徒に空気を読めと無意識に教育しているのだ。

こんな教育を受けた日本人だから
自分が黙れば空気を読んで察して相手は黙るだろうと思っている
ここは台湾。そんなことは決してない。

そこであなたが空気読みなさいよみたいな顔で押し黙っていると
まだディスカッションの時間なんだぐらいにしか認識されない。
そうしてる間にどんどん機嫌が悪くなっていく人も見たな。。。

子供時代を日本で過ごしたことがあったり
日本人の気質のようなものを理解している人にならその手法は通じるだろう。
上述のような方は少数派なので、あなたが押し黙ったところで何も解決しない。
あなたがびしっとしきらないかぎり終わりはこない。

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日系企業はオワコン化(辛い)


近くて安全で食べ物もおいしくて買い物もできる
ということで観光地としての日本は依然として人気であることは確かだ。
春節になると日本のワイドショーでも取り上げられていた『爆買い』
あれは何も中国の人々に限ったことではない。
台湾の人々も似たような状況だった。
今は空前の円安である。
コロナでなければ台湾の皆さんがこぞって日本へ旅行していたであろう。

だがビジネスの面ではどうかと言うと…
人づてにきいた話だと
日本語だ日系だともてはやされたのはひと昔前の事。
日系企業で働くことがある種のステータスというような時代は
もはや終わっているのだ。

学歴が高かったり、スキルや能力がある人は欧米系の外資系へと転職していく。
なんなら日系企業は、それら欧米系の外資系企業へ転職する踏み台と言っても過言ではない。

わたしも日系企業で働いている身であるが
実際に上述のように転職していく同僚がちらほらいる。
エンジニア職ならなおさらこの傾向が強まる。

また、台湾にある多くの日系企業の待遇はお世辞にもいいとは言えない事が多い。
台湾の人々は、より好待遇のところを目指して転職していく傾向が強いので
結果として人材の流出が避けられなくなる。
お給料は確かにちょっと少ないけど、やりがいがあるから 
みたいな考えの持ち主は皆無だと思ったほうがいいと思う。

子供を保母さんに預けて共働きの家庭が圧倒的に多いし
その保母さんの費用だって月々バカにならない。
やりがいとか言ってる場合ではないのだ。
台湾はマンションの価格が高騰しており
ファミリータイプのマンションだと台北近郊だと今のレートで1億円超え物件ばかりだ。
みんな少しでも待遇のいい企業へ転職するのはしごくまっとうなのだ。


本当は英文科へ行きたかった


どこかの記事で書いたことがあるが
純粋に日本のドラマを見て日本に憧れた世代と言うのは40歳以上の世代だ。
キムタクのドラマが異次元の高視聴率をマークし
安室ちゃんが爆発的ヒットを飛ばしていた頃、青春時代を謳歌していた世代だ。
日本語学科卒の多くが、純粋に日本語を勉強したかった人々で構成されている世代ともいえる。

ところが30代にもなると状況は一変する。
本当は英文科やドイツ語学科に行きたかったが、共通試験(センター試験的な)の点数が悪く
いきたい学科や大学に出願できなかったからという理由で
消去法的に日本語学科が選択されることが多い。
もちろん純粋に日本語学科へ進学したかった人々もいる。

わたしも30代の日本語学科卒のお友達に質問してみたところ
上述の状況と全くおなじ回答だった。


あくまで対等


彼らはあくまでも対等な立場で話をしている。
案件にもよるが、そこに日本人>台湾人というような図式はない。
疑問に思えば率直に聞くし、納得いかなければ率直におかしいと言う。
ここはしっかり頭にいれておく必要があると思う。
本社の人が言っているのだからと素直に聞き入れてもらえる前提でいくと
思わぬ反撃にあってしまうパターンだ。

日本側が協力してやってるというような心意気で行くと
心をへし折られての帰国となる場合が多いので、お気を付けください。
ともすれば日本側のTHE日本式のやり方に不満を持っている場合も少なくはない。
なにかのきっかけに爆発して収集がつかなくなることもある。

日本人は特別ではない



あなたが尊敬され崇拝されているわけではないということを肝に銘じてほしい。
日本では、台湾は親日というふうに報道されている。
事実親日よりではあると思うが、日本人だからと特別扱いされることはほぼない。
ちやほやしてくれるのは観光地のお土産屋さんぐらいのものだ。

また、あなたが日本の本社から出張へ行ったのであれば
それはたまたま日本に生まれ、日本で就職し、本社の情報に近い場所にいるというだけにすぎないということをしっかり心に刻んでおいたほうがいい。(と思うよ)
あなた自身が総督になったわけでもなんでもないのだ。
そこを勘違いして偉そうに見下した態度でいくと普通に嫌われてしまうし
単なる情緒不安定な人として認識されるだろう。

それなりにおもてなししてくれるかもしれないが
うらでめっちゃ悪口言われてるよねって話。

かと言って、必要以上にへりくだってぺこぺこしてもなめられる。
事実、権利の主張だけはいっぱしの困った奴らもいる。
ここぞと言うときはびしっと主張しないと伝わらない。
非常にさじ加減が難しいところでもある。


ある意味仕方がないこと


台湾出張で偉そうな態度をとってしまうことは
非常に失礼で勘違い極まりないのは確かなのだが
一方である意味当然なのではと個人的には考えている。

彼らは、どっぷり台湾社会につかって生活しているわけではない。
アジア諸国のスピード感
契約なんてほぼあってないようなものという理不尽さもほぼ体感したことがないのだ。
台湾についてもさほど興味があるわけでもなく
自身の仕事の分野を除けば、思い浮かぶのは親日、パイナップルぐらいだろう。

そんな彼らがごく普通の台湾人と接すれば
想像と現実の差でいらつきも感じてしまうのも当然だと思う。
日本のほうが進んでいると勘違いしてしまうのもいたしかたない。

偉そうに書いてきたが、
私も台湾で10年暮らしたから違いがわかるようになったし
日本が世界市場でどれほど微妙な立場にいるのかも見えるようになった。
もし台湾で暮らしていなかったら、きっと井の中の蛙状態だったと思う。


多言語な台湾


台湾という国は多言語な国だと認識している。
中文の他にも台湾語、客家語、各原住民の言語がある。
若い人は話せない人が多いとは言われながらも
一つの国の中でも様々な言語が話されている。

また、大学を卒業してすぐワーホリへ旅立つ人々も多く
英語その他諸々の言語を話せる人が多い。
(もちろん話せない人もいる。)

それは政府の政策だから とか
日本には技術力があるから大丈夫とたかをくくっていると
あっという間に追い抜かされることになる。
ていうかいろんな分野でもう追い抜かされているよねって話。