埋線にもルールがある
埋線ってなに?という方はこちらをご覧ください。
2018年11月から始めた埋線。
当初は一人で通院していたのですが
たった数か月で激痩せした私を目の当たりにして
何人かの駐在さんも埋線に挑戦することになりました。
『楽して痩せよう埋ザップ』
なるスローガンのもと埋線仲間が続々と集まり
最盛期には
仲間は職場だけでも10人ほどなっていました。
私の友達やその友達も通院し始め
病院はさぞかしにぎやかだったことでしょう。
そんな悩めるアラフォーの味方埋線ですが
それなりに禁止されていることがあります。
わたしがお世話になっている張先生は
そんなに厳しい先生ではないので食べすぎても
「我慢するとストレスたまるよね~」
「年末だもん忘年会あるよね~」
という感じで許してくれます。
だから気負わずに無理なく続けてこられました。
うっかり厳しめのところに通院すると
3食何を食べたか写真を撮って
先生に毎日報告しないといけません。
実際に
同僚が初期に通院した病院はスパルタ式でした。
あまりに厳しく管理されると
インスタから映えてる低カロリーフードの写真を持ってきたい衝動にかられるよねって話。
とは言え
漢方を飲んでいるから暴飲暴食していいわけではなく
いちおうルールのようなものは存在していて
食べてはいけない物も指定されています。
特に
埋線開始から3か月間は痩せるゴールデンタイム
なので四の五の言わずに
ルールを守ったほうが効果があります。
私ルールとかひっさげてひねくれていると
貴重な3か月を無駄にしてしまうので気を付けて。
ではでは
食べてはいけないと言われているものを見ていきましょう!
乳製品(牛乳 ヨーグルト チーズ)
乳製品ってやつは
上半身に恐ろしいぐらいにお肉をつけるのだ
けっして胸が大きくなるということではない
悲しいかな世の中はそんなに都合よくはいかず
お肉が付く場所は二の腕と背中まわりに集中します。
毎日のラテの積み重ねが徐々に
肩甲骨をぶ厚いお肉の奥にとじこめてしまうのです。
恐怖でしかないよねって話。
そういえば埋線を始める以前のわたしは
たいして飲みたくもないのに
毎日コンビニでラテを買って飲んでいました。
お昼食べたら➡コンビニ直行
まるでプログラムされたかのようでした。
二の腕にも背中にも、もちろん肩甲骨まわりにも
たっぷりお肉がついていて
肩甲骨さんはどちらへ?と聞きたいぐらい
お肉の扉に閉ざされて輪郭すら見えなかった。
二の腕にいたっては
バイバイしたら時間差でお肉が揺れていた。
Tシャツを着ると
いつもブラの上に乗っかったお肉が透けて見えていました。
だったら豆乳に変えればよくない!?
と単純な私は思ったのですが
見事にNG言い渡されたのでした。
豆乳以外にも
アーモンドミルクやココナッツミルク エバミルクなど
『乳』やら『ミルク』と名の付くものは
上半身太りに直結するってことを
おぼえておいてね。
炭酸飲料
炭酸水ってダイエットにいいって言われるよね?
だから初めてきいたときは本当に驚きましたが
埋線的には
おなかが出るだけで
痩せにつながる効果はない
埋ザップメンバーが
コストコで大量に炭酸水を買ったばかりで
どうしたら消費できるかっていう議論が始まり…
出た結論は
キャップを開けて炭酸を抜いて普通の水にする
というまぁまぁとんでもないアイデアでした。
炭酸水もそうですが
コーラとかスプライト
などの炭酸飲料ももちろんNGです
炭酸+お砂糖でダイエットの味方なわけがない。
わたしはクリームソーダを愛してやまないのですが
幸いなことに埋線開始当時は
クリームソーダが台湾になくて事なきを得ました。
炭酸+お砂糖
おまけにアイスクリームも乗っかっている。
こんな邪悪で魅惑的な飲み物が
埋線で受け入れられるわけがないのです。
果物
食べてもいい果物が2つだけあります。
リンゴとグアバ
女性の場合お月様がやってきたときは
この2つも食べてはいけないと言われています。
埋線初期のお月様のときにうっかり食べちゃって
体重が減らなかったことがあります。
では、どうしてりんごとグアバはギリOKなのか?
他の果物と比べて水分と糖分が低いから
グアバは日本では
ジュースなど加工された状態でしか見かけないですが
台湾では年中たべられる身近な果物なのです。
梅の粉をふりかけたり
レモン果汁と甘草の粉をまぶしたり
味変して食べます。
(そのまま食べる方もいます)
グアバって日本人的には
ピンク色みたいなイメージないですか?
実際海外からの輸入のグアバジュースは
女子が好きそうなピンク色をしている。
ピンク色のグアバもありますが
町や市場でよく見かけるのは
外は緑で中身は白色のグアバ。
中心に小さい白色の種がありますが
人によっては種も食べます。
ちなみに私は
歯が割れそうになるので種は食べない派です。
つまりのところ果物には果糖が多く含まれていて
基本的にダイエットの味方ではないのです。
オレンジジュースも実はけっこう糖分高いですよね。
台湾はマンゴーが有名ですが
マンゴー以外にもおいしい果物が年中あり
ガマンするのも大変。
秋あたりに出てくる釈迦という果物が大好きで
毎年たまらず口にしてしまいます。
麺と餃子
小麦粉はヒップや太ももが太くなります。
(と張先生が教えてくれました)
心の友王将を敵に回すのは心苦しいですが
ラーメン+チャーハン+餃子のセットなど
埋線的にはありえないのです。
ちなみに台湾では餃子は主食の位置づけで
チャーハンやラーメンとセットで食べることはありません。
日系のラーメン屋さんや
王将へ行くとセットメニューがある程度だ。
台湾にも焼き餃子がありますが
主流はやっぱり水餃子。
皮もゆでても破れないようにするためなか分厚く
10個もたべるとおなかいっぱいになります。
なぜダメなのかという理由はすごく簡単で
小麦粉は糖質が高いのと消化に時間がかかるうえに
脂質と仲良しですぐにひっついてしまうからです。
パスタやおうどんもNGにされてしまいました
(今はたまに食べるけど)
ラーメン大好き埋ザップの皆さんは絶望
案の定「それだけは無理ですっっ!!」
と猛烈にアピールしていましたが
だめなものはダメって返事でした笑
お世話になっている張先生はスパルタ路線ではないので
我慢できないのなら食べてもいいけど、スープは飲まないように!とのこと。
歓喜の埋ザップメンバー笑笑
男性ってほんとラーメン大好きな方多いですね。
スープ お味噌汁もですよ
塩分でむくむしおなかも出る
台湾の皆さんは
ある程度ご飯を食べ終わってからスープを飲みます。
皆とご飯食べに行くと必ず誰かがスープを注文するし
すっごい大きな器に入ってやってきます。
スープは
塩とか出汁とかいろいろなうまみ成分から成り立っており
実はけっこう塩分が高い。
故にむくみを引き起こし、下腹が出ます。
その他
薬膳系スープの鍋
麻辣鍋,滷味,麻油鷄などがNGになっています。
お水1日2リットルは多すぎる
マイシェンでは
一日の水分の摂取量も決まっています。
私の体型だとマイシェンの観点から判断するに
一日2リットルは明らかに水分摂取過多になるそうです。
張先生からは1日1300cc以内でと言われています。
水分って目に見える水分だけじゃなくて
野菜とか白米にも含まれているので
やっきになって2リットルも飲む必要はないそうです。
体型って千差万別。
お相撲さんみたいな立派な体格の人と
私のような体格では許容量が違います。
なのにみんな一律お水は1日2リットルってすると
特に女性は許容範囲を超えてしまって
むくみの原因になってしまいます。
良かれとおもってやってることが逆に状況を悪くしてしまうんです。
最悪の場合
『水中毒』という症状を引き起こしてしまう。
この水中毒なかなか怖くて
重症になると体が低ナトリウム状態に陥って呼吸困難や意識障害が起こる。
あわてて塩分補給したり処置方法を間違うと
脳に損傷をもたらしてしまって最悪お星さまに…という事にもなりかねません。
炎天下にでもいないかぎり
2リットルも摂取しなくていいのです。
開始3か月はゴールデンタイム
埋線初期こそまじめに守っていましたが
ある程度痩せたときから少し口にしています。
(張先生も痩せてきたら少しずつ口にしていいと言っています。)
ただ
埋線開始から3か月間は痩せるゴールデンタイム
なので四の五の言わずに極力守ることをおすすめします。
ストイックにやり続けるとしんどくなります。
職業がら痩せないといけない等の制約がない場合は
細く長く続けていくのがいいなと思うわけです。
これは性格の問題でもあると思うのですが
目標とか設定されると
急激にやる気が出なくなるタイプです。
どうしようもないわたしにとって
埋線はまさにぴったりの方法。
埋線をするために私は台湾に引き寄せられたのかと思う今日この頃です。