ある日突然出会った台湾式ダイエットマイシェン(埋線)で14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

正直台湾が嫌いになった時期もある② (2021.11.24)


前編はこちらからどうぞ

愚痴がてんこ盛りになっているが、外国で暮らすってこういうことなんだなと感じている。

長くいればいるほど嫌なところが目についてしまったりするし、誰にでもありえること。(だと思うよ)
でもなんだかんだ折り合いをつけて乗り越えてたりするもの。

ご注意
私は完全おひとり様で現地採用で働いています。
まぁそういった視点で見ていただければと思います。
台湾の皆が全員〇〇だとカテゴライズすることが目的ではないので悪しからず。

情緒不安定気味な波形を描くグラフ


台湾生活の長い方ならわかってくれる方もいるんじゃないだろうか?(と望んでやまない)



やっぱりたちはだかる台湾名物メンツ 2020年

『メンツ』というのは台湾のみならず中華圏の人々全員が非常に気にしているもの。
それが原因で第2次台湾大嫌い期がやってきた。
主に会社での出来事を中心に書いていきます。

会議を開けば必ず
〇〇さんのメンツがなどとご意見がある始末。

誰も私のメンツは気にしてくれないんだねと思うと、反抗期真っただなかの中二の如く鬱々とした気持ちを抱えながら仕事をすることとなった。

※もちろん責任感を持ってちゃんと仕事している人もいますよ。

とは言え
多数派と言えば、互いのメンツを守るばかりで、問題の本質にたどり着けないことが常。

とりわけ問題が長引くのが
上司のメンツを立て続けるが故に、上司が永遠に問題の本質を理解できないでいるというところ。

肝心の上司が理解できないのだから、起死回生の案も浮かぶはずもなく、意味のない会議が繰り返される。

また、メンツを守るが故に問題のすり替えも頻繁に行われる。

問題の本質から目をそらし、責任を転嫁し、当然ながら誰もそれが異常であると気がつかない。

『哪 我怎麽辦呢!?』じゃあどうしたらいいのさ
と不貞腐れて他人に選択をゆだねる者。

『我怎麽知道啊~』知るわけないし
とアホ丸出しの口調で言う者などあげればきりがないのだ。

彼らは責任を負いたくないから選択をゆだねる。
選択を委ねたんだから文句言う筋合いはないっていうロジックは通用せず、何かがあれば我が身を守るために、他者を攻撃してくる。

何目線なん!?
ってぐらいに横柄な表現になってしまうが
だからこの国は強くなれないんだなと痛感せざるを得ないと同時に歯がゆく感じる瞬間でもある。

台湾には何か国語もの言語を操り、能力も高い人々が多数いる。
それは日本の比ではないように感じている。
なのにメンツが邪魔して足を引っ張っているように感じる瞬間が非常に多い。

昔、空軍で戦闘機の整備をしている知り合いがおり
「どうして戦闘機墜落したの?」って聞いたところ(一時期やたら墜落していたのです)

お約束と言わんばかりに
『我怎麽知道啊~』という額面通りの返答があり
この国の国防は日常的にちゃんと機能しているのか
有事の際は本当に機能するのかと外国人ながらに非常に心配になってしまった事がある。

仕事を離れてもまぁ一事が万事こんな調子で社会はまわっている。
反動かプライベートでは正論を振りかざして切れさくった2020年だった。(よく殴られなかったよね)

蔡総統はこのメンツについてどう思っているのだろうか?
いつか考えられないくらい出世してお目にかかる機会があれば是非とも聞いてみたい。

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そして奇跡のV字回復期

2021年11月現在
なんやかんやあって奇跡のV字回復期にいる。

2021年と言えば、コロナ感染者が激増し5月からの約3か月の在宅勤務となった。

外部との接触が必要最低限に制限されたのだが、意外にも私はその状況を楽しんでいた。
(たまに皆に会いたいなみたいな日もあったけど)

何よりも外部との接触が最低限になったことで
メンツ問題も多少マシになった。

お一人様の在宅勤務はどんな様子かと言うと
家の中は静まりかえっていて、それが邪念を払う役割も担っており、ざわざわして落ち着かなかった状況が在宅勤務という思わぬ援軍のおかげで落ち着きを取り戻したのだった。

他にも落ち着かなかった多数の状況が、在宅勤務期間をきかっけに自然治癒的に色々と改善されていくことが多く、非常に不思議な時間だった。

郷に入っては郷に従えとは言うけれど


ドヤ顔でそういうことを言う人たまにいるけど
海外生活をしたことがないのか
すべてが非の打ちどころもないぐらい順調なのか
或いは、さっさと長い物にまかれたか、まかれたふりをしているのかのいずれかだと思っている。

ケースバイケースではあるけれど
許せないのなら徹底的に戦うもよしだと思う。
わたしは仕事でもプライベートでも俄然戦う派である。

日本人だ!!なんて特別扱いを受けるのは観光地ぐらいのもので、日常生活ではほぼない。

特に利害関係が絡む仕事などでは、本社の手先だと誤解されるときもある。
私は現地採用なので、本社の恩恵にあずかることは基本的にないのにひどいよねって話。

いま熱い話題の台湾の交通事情やママ大好きな殿方など、郷にしたがえないことは多々ある。

期待しない 線引きをする

(義両親や親戚やらが絡んできたらそんなわけにいかないかもしれないけど)

少々寂しくはあるが、この姿勢が大事だと思う。
期待するから腹が立つし、苦しくもなるのだ。
基本はゼロかマイナスからスタートするものだと思っている。

この人は信頼できるなと思えば話は別だが
そうではないのならばはなから期待しないし
何かしてもらったら全力で感謝すればいいと思っている。

人はそれぞれ感じ方や捉え方が違うものだし
人は人私は私と境界線をひくのも精神衛生的には有効だと思う。
平気で嘘ついて裏切る人もいるし、あまり感情移入しすぎないように気を付けている。

とは言え、そんなにできた人間でもないので
やっぱりイライラする日もあるよねって話。