ある日突然出会った台湾式ダイエットマイシェン(埋線)で14キロ痩せた最強雨オンナがお届けする台湾生活あれこれ 

台北でカウンセリング① 心が停止した(2022.7.10更新)

カウンセリングのイメージ


突然ですが
カウンセリングってどんなイメージがありますか?

私のイメージは
欧米の皆さんが足しげく通うというイメージがある。
実際に海外ドラマや映画でカウンセリングのシーンがちょこちょこ出てくる。

カウンセラーさんとおしゃべりしてたかと思ったら
ヒステリックに感情をぶちまけてみたり。

そんなのは想定内ですと言わんばかりに
どっしり構えているカウンセラーさんみたいな。

Mr.&Mrs.スミスでもブラピとアンジーが
2人してカウンセリングを受けるシーンが
プロローグ エピローグともに登場している。

とどのつまり
カウンセリングに対する私の知識はそれだけで
どんなに考えあぐねたところで
Mr.&Mrs.スミスの描写を到底上回らないのだ。

そんな私が
人生初のカウンセリングを
なんと台北で受けることとなったのだ。

心が停止した


シリアスなタイトルですが
当時の状況を一言で表すなら
こう表すのがいちばんしっくりくる。

2020年の6月
明らかに私の心はその全てを放棄したかのように
緊急停止した。

体重は一気に3キロ減り
埋線は急遽ドクターストップがかけられた。

埋線開始から2年近く経過していて
そんな時期に一気に3キロもやせるのは異常事態なのだ。

張先生は
世界とまるで焦点の合わない虚ろな目をする
私の手を握って話を聞いて一緒に泣いてくれた。
助手の看護師さんはずっと肩をさすってくれていた。

その日からしばらく埋線はお休みになり
精神の安定にに全集中されることになったのだ。

埋線の漢方薬は
精神安定と眠りの質をあげるものにとって代わり
好きなものを好きなだけ食べていいと言われた。

でも当時のわたしは
食べた物は全て吐き出してしまい
栄養を摂取するためにむりやり押し込んでは
ムカつきをおぼえて吐くを繰り返していた。

空腹という感覚は完全に失われていて
ほぼゼリーで生きながらえていた。
髪はパサつきもちろんお肌も心も水分を失い
ぱっさぱさに干からびていた。

なぜ?

感情面でつまづいてしまったのだ。
わたしは自分の人生はおおむね順調だと思っている。

台湾に来て幸運にも就職できて同僚と友達にも恵まれ
このコロナ禍にも関わらず
ありがたいことにお仕事は
過去最高の忙しさで何不自由なく暮らしている。

一言で表すのなら順風満帆とも言うべきであろうか。

ただ唯一うまくいかないのが感情の問題なのだ。
何かがつっかえていて恋愛が絡み始めた途端に
つまらない自分に成り下がっている気がしていて
そんな自分が自分でも大嫌いだった。

でも何がそうさせるのかが
ずっとわからなかったのだ。

そんなある日のこと
相も変わらず私はどん底にいた。
現状を変えたい気持ちだけが空回りして
事態はますます悪化の一途を辿っているかのような気さえしていた。

ごく少数の人が実情を知っていて
その人たちに心配かけまいと無理に笑った分
確実にダメージは体内に蓄積されていった。

今を変えたい
切実そう願ったわたしにふと浮かんだのは
映画で見たあのカウンセリングの光景だった。
一縷の望みを託してスマホで検索をかけてみた

見つかった!


日本人女性がこの台北でface to faceでカウンセリングしてくれるというのだ。
※2022年現在はご帰国されています。

すぐにLINEした当日に予約なんて…とれた!
わたしは確信したこれは絶対にいいふうに変わると。

正体不明の自信と確信と
それに反比例するかのようなボロボロのわたしは
待ち合わせ場所に指定したカフェに向かったのだ

ドキドキの初対面

待ち合わせ場所にいらしたのは
清楚な日本人女性ゆりかさんだった。

背筋を伸ばしてきちんと座られている様子を一目見て
信頼のおける方だと確信した。

皆さんにも
多かれ少なかれそんなセンサー搭載されてません?

このときわたしのセンサーは
まばゆいまでのグリーンの光を放っていたのだ。
つまりGOサインです。

目から鱗のカウンセリング

わたしが選んだコースは
カウンセリング2時間+3日間LINEサポート

カウンセリングのまとめをLINEで送ってくださり
プラス3日間LINEでのサポートをしてくださいます。

ゆりかさん
わたしにいくつかの質問をしノートに記録していた。
仕事の事 友達の事 これまでの事 恋愛の事とずいぶん長い時間いろいろと話した気がする。

ここでゆりかさんが一言

ゆりかさん
仕事やお友達の事を話すとき
主語は『わたし』
でも恋愛となると
主語は『彼』
に変わってますね。
 


undefined
全然気が付いてなかった…

ゆりかさん
主語が『他人』だから
出口が見えなくて
もやもやしてたんですね。


カウンセリングってほんとすごいよね
あぁこんなところでつまづいてたんだって事に
気づかせてくれる

本人は
いっぱいいっぱいだから気が付くわけがないのだ。

私は占いでいいよなんていう人もいるけど
全然違う。

ゆりかさんが言った一言 すっと落ちていく感覚
あの感覚はおばあちゃんになっても絶対に忘れない。
人生が根底から変わっていくような体験だった。

カウンセリングを受けてはっきりわかったことは
カウンセリングは問題の核を見つけ出してくれる。

背中を押してもらったその先は
自分の力で如何様にも変えていけるもので
より確実性の高いものだということだ。

占いは
不確かな未来を見て準備する感じ。

加えて
わたしは人からのアドバイスは
比較的素直に受け取るタイプで
本当によかったと心の底から思った。

私ルールを盾にして
捻くれた捉え方してたら今日はなかったと思う。
すなおなわたしに全力のはなまるを差し上げたい

恋というのは
本来遠足の前の日みたいにワクワクするものなのに
いつからか
テストの結果を待つような不安に変わっていたのだ。
毎日息苦しくて窒息しそうだったよねって話。

LINEでの3日間

ゆりかさんは、対面でカウンセリング後
結果をまもとめたものを送ってくださいました。
コース内容通り3日間LINEで相談できます。
(LINEカウンセリング付きコースを選択した場合)

日中は仕事をしているので
主に仕事が終わってからだったが
すごく親身にお話をきいてもらえました。

脳は感情の優劣を感じ取れないなど
知らなかった事もたくさん教えてくださり
自分が持っている感情がいけないものではないということを知れてとても安心した。

今もそのLINEを見返すことがあるのだが
毎日確実に前進していく様子がみてとれる。
必死にもがいていた記録とも言うべきであろうか?
迷ったりもやもやするときに読み返すと
そうだった!!と気づかせてくれる。

いつも前向きに行こう♪
って口癖みたいに言う人いるけど
どういう精神構造なんだろうか?
いい具合にぶっ壊れて麻痺しているのだろうか
他人のことながらちょっと気になる。

カウンセリングのその後

わたしはゆりかさんに教えていただいた
感情を吐き出す→認める→褒める
ということを地道にやっている。

紙に書いていく
これがすごくすっきりする。

当初は5人ぐらい殺めてしまいそうな言葉がずらりとならび、思わず苦笑いしたりもしたが
だんだん心が落ち着いて
あやめる人数は確実に減っているように感じている。

紙に書くことでまずもやもやの正体がわかるし
可視化するから論理的に考えることもできる。

2500元で
わたしは生まれ変わるきっかけを手にしたのだ。
ゆりかさんにはもちろんだが
紙と鉛筆を発明した先人にも感謝の意を述べたい。

脳は喜怒哀楽のどれかだけを抑えることはできないのだそうだ。

なのに人は
ネガティブな感情は悪いで持ってはいけないもの
と思っている節があり
無意識に或いは意識に押さえつけてしまって
まさに心が消化不良を起こしていたのだ。

もし胃だったら苦しくて寝込んでるよね。

お友達に聞いてもらうのも効果的だと思うけど
それは今起こった件の一部を切り取っているのであって
今に対する対策だけがよく出てくる状態になる。

同時進行で違う角度からアプローチして
自分の奥深くに眠る根本的問題を探して見つけて変えていくというのは、すご価値のあることだと知った。

そのためにカウンセリングを受けることは
何も恥ずかしくないし至極全うであると知った。

よく自分を見つめる とか 内観とか聞いても
何言ってんだかさっぱり意味わかんなかったけど
あぁこういうことなんだなぁって素直に腑に落ちた

現在は日本に帰国されていますが
オンラインでも可能だそうです。
なにかお悩みがある方は一度相談を。